インフルエンザとタミフルのこと

私は、日々健康に気を使っているわけではないのだが、
なぜか病気にならない。
なることはあっても、医者にかからない。

思えば最後に医者に行ったのは、7年程前に前歯を折って差し歯にしたときか・・・。

というわけというのも変だが、
インフルエンザというものに大きな危機感をというものをもったことが無い。
専門家に言わせれば「持ったほうがいい」といわれそうだが、
こればっかりは、まあなってみないと判らないと思う。

しかしながら、今年に入ってから盛んに騒がれている、
タミフル』関連の報道にはどうにもこうにも得心がいかない。

2〜3年前だかに、マスコミは盛んに
タミフルの備蓄が足りない」
新型インフルエンザ流行の兆しが!」
新型インフルエンザでの死亡者予測は〜万人」
「政府はタミフルの確保に全力を上げろ!」
と連呼していたように記憶している。

しかし、翻って現在はというと、
タミフルには無視できない副作用が!」
「全世界のタミフルのうち殆どが日本に異常集中」
「副作用を見過ごした厚労省の責任は!」
タミフルの有効性に疑問」
と連呼している。

私自身に実感がないとはいえ、
さまざまな意見を見聞きする限り、インフルエンザは厄介な病気で、
そして、その病気に対する薬として登場した『タミフル
となれば、インフルエンザに対して使われるのは当然の話で、
さらには、近い将来に大流行する可能性があるとなれば、
その備えとして薬を備蓄しておくのも当然の話だと思う。
だから2〜3年前にマスコミが騒いだことについては
騒ぎすぎじゃない?とは思ったが、大筋では間違っていない。

だが、しっかりと備蓄を終えてみたらこの報道でしょ。

一体何なんだ?じゃあどうしたらいいんだ?と思うわけで。
こうなってくると、次は
タミフル備蓄減らしました」「タミフル使用禁止」

新型インフルエンザ大流行」

「それにより死亡者が〜万人」

「政府は対策を怠った」
てなコンボが容易に想像できる。

こうなるとだれの為にもならないでしょ、マジで。

冷静になってメリットとリスクを考えるべきでしょ。


参考
タミフル承認取り消し要求、または、浜六郎氏の言動はあまりにも危険だと思う
※専門的な難しいことはすんなり理解は出来ませんでしたが、読んでかなり溜飲が下がりました。