今回の衆議院選挙雑感

今回の選挙の結果について何か書くとは表明していたが、いざ結果が出てみるといろいろなことが渦巻いて書くことがまとまらないのがもどかしい。
支持政党は選挙権を持った当初は消極的自民支持からスタートして、小泉政権当初は小泉自民鳩山民主の両方を支持。しかし、代表選で鳩山氏が選ばれたにもかかわらず、すったもんだの末結局菅氏が代表になった事で小泉自民支持単独になり、以後ずっと自民支持。
今回も小選挙区比例ともに自民に入れた。

小泉・安倍・福田・麻生と続いた内閣で、個別の政策や方針に是々非々はあっても総体として大きな失策は無かったし、支持する政策も多かった。ゆえに今回の結果は非常に残念なことこの上ない。

今回敗北した自民支持者の恨み言というか愚痴になってしまうが、何より今回は安倍総理就任から3年間、政府与党をあげつらってきたマスコミの勝利なのだろうなぁ。
今回の敗北の要因が自民党内に全く無いとは言わない。確実にそれはあったのだと思う。しかしながら、ここまで地道に『自民下げ・民主上げ』をやられては勝てるものも勝てない気がしてくるし、情勢判断もそりゃおかしくなるだろうと。

正直悔しいけど、お手並み拝見と行くしかない。
組閣をどうするのか?
どの問題から手をつけるのか?
主張する予算の組み換えを具体的に何をいつまでに行うのか?
先に示した工程表どおりに政策を進めていけるのか?

なんにせよ、今回民主に投票した人は、もしも民主党政権がとんでもない下手を打ったときに
「こんなはずじゃなかった」「こうなるのなら民主党に投票しなかった」
と叫んで欲しくないし。
自民党に投票した人もその場合に
「だから言ったじゃないか」「それ見たことか」
などと言わずにいて欲しいものである。
(※ぶっちゃけていえばその場合にそう言って指差して笑いたいのは山々ですが)


久しぶりに論考に納得したブログ
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夢を語れない政治家も困りますが、夢しか語れない政治家はもっと困りますということが頭を過ぎった。